中津市議会 > 2022-03-24 >
03月24日-09号

  • "義務教育"(/)
ツイート シェア
  1. 中津市議会 2022-03-24
    03月24日-09号


    取得元: 中津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 4年 3月定例会(第1回)令和4年3月24日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小 住 利 子   2番 恒 賀 愼太郎   3番 中 村 詔 治   4番 荒 木 ひろ子 5番 川 内 八千代   6番 三 上 英 範   7番 松 葉 民 雄   8番 山 影 智 一 9番 本 田 哲 也  10番 相 良 卓 紀  11番 木ノ下 素 信  12番 大 内 直 樹13番 三重野 玉 江  14番 林   秀 明  15番 角   祥 臣  16番 髙 野 良 信17番 藤 野 英 司  18番 中 西 伸 之  19番 吉 村 尚 久  20番 大 塚 正 俊21番 千木良 孝 之  22番 須 賀 要 子  23番 古 江 信 一  24番 草 野 修 一欠席議員 (なし)地方自治法第121条による出席者(24名)市長             奥塚正典     副市長             前田良猛教育長            粟田英代     病院・診療所事業管理者     是永大輔参与             滝口定義     三光支所長           柳友彦本耶馬渓支所長        屋形義晴     耶馬溪支所長          髙田悟山国支所長          松垣勇      総務部長            榎本厚企画観光部長         松尾邦洋     福祉部長            上家しのぶ生活保健部長         勝見明洋     商工農林水産部長        大下洋志建設部長           濱田光国     上下水道部長          小川泰且消防本部消防長        恵良嘉文     市民病院事務部長        秋吉勝治会計管理者          横尾律子     教育委員会教育次長       黒永俊弘秘書広報課長         藤田泰吉     総務部総務課長         門脇隆二財政課長           那須幸人     総合政策課長          瀬戸口千佳出席した議会事務局職員(3名)局長             中野周幸     次長              神礼次郎議事係主幹(総括)      用松修平議事日程 第1.委員長報告 第2.委員長報告に対する質疑 第3.討論 第4.採決 第5.追加議案上程    議第36号 中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    以上、1件上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決    意見書第1号 生理用品を消費税軽減税率の対象にすることを求める意見書    意見書第2号 「手話言語法」の制定を求める意見書    意見書第3号 女性や子どもの自殺増への対策を求める意見書    意見書第4号 新型コロナウイルス感染に対処できる日米地位協定への見直しを求める意見書    以上、4件一括上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決 ※議事日程の追加~日程追加決定    副議長の辞職の件 ※議事日程の追加~日程追加決定    副議長の選挙 第6.常任委員及び議会運営委員の選任 第7.大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(中西伸之)  ただいまより第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前9時59分 日程第1、委員長報告に入ります。 議第1号から議第33号までの33件及び報告第1号から報告第3号の3件、計36件を一括議題として、各委員長の審査結果の報告を求めます。 まず、総務企画消防委員長にお願いします。 ◎総務企画消防委員長(大内直樹)  皆さん、おはようございます。総務企画消防委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月15日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で、質疑並びに意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第10号 令和4年度中津市一般会計予算のうち、歳入、第16款 県支出金、第2項 県補助金、第7目 消防費県補助金、第1節 消防費補助金の大分県地域医療介護総合確保施設整備事業補助金について、この補助金による画像伝送システムの導入により、救急車から心電図の画像等を医療機関に送ることができるようになるということだが、それに対応できる医療機関の整備はできているのか、との質疑に対し、この事業は、大分県下統一で実施するものであり、中津市では、消防本部と同時に、中津市民病院でもシステムを導入する予定となっています。近隣では、日田玖珠広域消防本部が令和3年度から導入しており、済生会日田病院についても今年度中に導入予定と聞いています、との答弁がありました。 また、中津市からの救急搬送先として、大分医大や北九州の病院等も考えられるが、そういったところともネットワークができているのか、との質疑に対し、現在は、大分県内だけに限られていますが、中津市消防本部としては、北九州方面の救急搬送もありますので、直近の搬送先である新行橋病院も含めて、この画像伝送システムが構築されるように協議をしています、との答弁がありました。 次に、歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費、第8目 財産管理費のうち庁舎整備事業費について、本庁舎改修事業では、教育委員会サンリブ中津への移設に係る経費として4,676万4,000円が予算計上されているが、本庁舎機械棟整備事業での機械棟の新築も含め、市営駐車場の活用は検討されなかったのか、との質疑に対し、庁舎の増設や新設については、公共施設管理プランにもありますが、庁舎の在り方も含めて検討にかなりの時間を要するものと考えています。そういった検討が必要な中で、教育委員会の移設に関しても、今回はとりあえず5年間の契約という形で考えています。機械棟等については、現庁舎の今後の利用期間を考えた場合に必要であるとの判断がありました、との答弁がありました。 それに対して委員より、これからは市の財源を持ち出して建てるのは厳しくなるので、例えばPFIなど活用して民間に建ててもらって市が賃料を払う、逆に市の空きスペースに民間に入ってもらうなども含めて検討を始めてもらいたいと思います、との要望がありました。 次に、歳出、同項、第9目 企画費のバス運行事業費について、コミュニティバスの運行について、高齢者や免許返納が年々増えている中で、バスの利用者や地域の方からの要望等の声が挙がっていると思うが、その対応はどのように考えているのか、との質疑に対し、バス事業者と住民の方との立ち会いの下、安全性や路線として適切か等の協議をしておりますが、交通事業者より安全の確保ができないということで、地域から要望のあった道を通れなかったという経緯もあります。公共交通として運営していく中では、福祉の部分も含めて、市全体として考えていく必要があると考えますので、今後も検討していきたいと思います、との答弁がありました。 また、旧市内の交通空白地域に対するアンケートの対象地域と、その把握状況は、との質疑に対し、アンケートについては、沖代、小祝、如水地域で実施しており、今年度中に調査事業としてまとめることになっています、との答弁がありました。 それに対し委員より、令和4年度に策定する地域公共交通計画では、その三つの地域を交通空白地域として計画を策定するのか、との質疑に対し、アンケートについては、交通空白地域に住む方々の公共交通に対する傾向をつかむために実施したものですので、計画の策定では、その三つの地域に限定してということではなく、そういった地域に住む方々の利便性等を考慮して策定したいと思います、との答弁がありました。また、利用する方々のことも考えて、一部でデマンド方式を採用することを地域公共交通計画に入れる考えはないのか、との質疑に対し、デマンド方式も含めて、様々な交通手段により、福祉等も含めて、市全体としてどのようにするのが一番ニーズに合った形になるのかを考えて計画を策定していきます、との答弁がありました。 それに対して委員より、高齢者や障がいのある方々にとっては、数百メートル離れたところにバス停があっても、それは公共交通がないのと同じことです。公共交通会議では、どのようにすれば市民に本当に使ってもらえるのか、乗ってもらえるのかということを事業者と一緒になって考えてもらいたいと思いますし、これからは、デマンド方式をぜひ考えていただきたいと思います、との意見がありました。 次に、歳出、第7款 商工費、第1項 商工費、第5目 観光費のうち、観光施設管理事業費について、西谷農村公園指定管理委託料4,309万8,000円の内訳と積算根拠は、との質疑に対し、指定管理委託料のうち400万円が管理費、その残りが改修等の工事の費用となっています、との答弁がありました。また、施設整備、管理棟改修等を委託料に含めた理由は、との質疑に対し、西谷農村公園指定管理者は新しい業者になりますが、その指定管理者が持っているイメージを損なわないように、また、速やかにそれを工事に反映できるようにということで委託料に含めています、との答弁がありました。 指定管理業者が撤退した場合、設備等はどうなるのか、との質疑に対し、施設改修分については市がお金を出しますので、全て市の持ち物になります。今回であれば、トレーラーハウスの購入、ウッドデッキ給排水設備電気設備等を整備することになっていますが、それらは指定管理期間が終了してもそのまま残るということになります、との答弁がありました。 指定管理業者のイメージを聞き取り、市で設計することができないのか、との質疑に対し、今回、業者からはペットと一緒に宿泊できる施設ということで、今までとは少し対象者が異なった宿泊施設を目指すとの提案を受けています。そのイメージを的確に速やかに反映できるように、改修等をお願いするようにしています、との答弁がありました。 また、債務負担行為の変更はしないようだが、その理由は、との質疑に対し、指定管理委託料のうち、維持管理分については、債務負担行為として組んでいますが、それ以外の部分については、別途施設改修ということで、債務負担外で予算を計上しています、との答弁がありました。 それに対して委員より、委託契約は維持管理分施設改修分で二つに分けるということか、との質疑があり、契約は一つですが、その中で管理費部分の金額と修繕費についての金額をそれぞれ記載します。修繕費についてはあとで精算しますので、余った分については、市に返還する注意書きを入れた上で契約書を交わすことになります、との答弁がありました。 それに対して委員より、契約を二つに分けるのなら分かりますが、このままだと債務負担行為の考え方と違ってくるので、もう少し研究をしてもらいたい、また、指定管理委託料に改修費を含めるというやり方についても、もう一度考えてもらいたい、との意見がありました。 次に、採決に当たり、討論を求めましたところ、議第10号 令和4年度中津市一般会計予算について、軽自動車の重課は、環境問題への対策として、13年を超えた軽自動車については買い替えなさい、そうしなければ税を上げますよということで、環境問題への効果があるということで続けてきていますが、対象となる台数は増えるばかりです。令和4年度当初予算では、対象台数は9,420台、その影響額は4,000万円との報告がありました。軽自動車はたくさんの高齢者の方が乗られており、特に旧郡部では、農業などに使われる軽トラックのほうが多いです。そのような方々に罰を課すような政治ではあってならないと思います。中津市だけで解決できなければ、国に中津市の実情を伝えて改善を求めていくべきだと思いますので、議第10号については反対をします、との討論がありました。 また、報告第3号について、令和3年度一般会計補正予算(第12号)は、プレミアム商品券の発行事業として、令和4年2月3日に専決されています。プレミアム商品券を発行することが悪いというわけではありませんが、前回の12月議会が終わってから、これまでに度々専決処分が行われており、その総額は約19億円に上っています。新型コロナ対策ということは分かりますが、議会を開くことを拒否したわけでもありませんので、きちんと議員を通して、市民の意見を聞き、事業を設定していくという姿勢を執行部には持ってもらいたいと思います。この補正予算の中身については反対しませんが、専決をしたことについて、不承認という意見を述べさせていただきます、との討論がありました。 よって、反対討論のありました議第10号及び報告第3号については、挙手採決の結果、賛成多数につき原案可決及び承認することに決しました。 そのほかの案件につきましては、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 以上、総務企画消防委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・総務企画消防委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第  1号  令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)の一部      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  6号  令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算   原案可決││        (第3号)                              │├───────────────────────────────────────────┤│議第 10号  令和4年度中津市一般会計予算の一部              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 15号  令和4年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 17号  令和4年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算     原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 22号  中津市職員の給与に関する条例等の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 23号  公の施設の指定管理者の指定について(道の駅やまくに)     原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 24号  中津市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 25号  中津市職員の育児休業等に関する条例及び中津市職員の勤務時間、 原案可決││        休暇等に関する条例の一部改正について                 │├───────────────────────────────────────────┤│議第 26号  中津市個人情報保護条例の一部改正について原案可決           │├───────────────────────────────────────────┤│議第 31号  第五次中津市総合計画基本構想の変更について原案可決          │├───────────────────────────────────────────┤│報告第 3号  専決処分報告の一部について(令和3年度中津市一般会計補正予算 承認する││        (第12号))                            │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、教育産業建設委員長にお願いいたします。 ◎教育産業建設委員長(松葉民雄)  おはようございます。教育産業建設委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月16日及び3月17日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付しております委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で、質疑並びに意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第10号 令和4年度中津市一般会計予算、歳出、第6款 農林水産費、第2項 林業費、第4目 治山費の林地崩壊防止対策緊急事業補助金について、一般質問において、令和元年度に補助金交付要綱が改定されたとの答弁があったが、補助金の趣旨について変わりはないか、との質疑に対し、補助金の趣旨については、特に変わりありません、との答弁がありました。 次に、歳出、第8款 土木費、第2項 道路橋りょう費、第2目 道路橋りょう維持費について、旧郡部の市道の維持管理について、地域の人が減り、管理が難しくなると、いざ利用するときに草が生い茂って通行できないという懸念がある。支所は限られた予算の中で対応していると思われるが、年に一度は道路の支障木を伐採できるよう予算確保ができないのか、との質疑に対し、支所でも要望があった箇所については、緊急性の高いものから順にできる限り対応しており、今後も限られた予算の中でできるだけ対応できるよう効率的に努力していきたいと思います、との答弁がありました。これに対し、市町村合併前後で道路維持管理に差があるため、道路維持に関しては、きちんと予算を確保していただき管理をお願いしたい、との意見がありました。 次に、同款、第5項 都市計画費、第3目 公園費について、大貞総合運動公園内にスケートボードエリアを設置するとのことだが、設置場所や器具、照明、安全確保のためのフェンスの設置、利用料金、完成予想時期などの具体的な内容は、との質疑に対し、ダイハツ九州スタジアムの北側の中央多目的広場内を予定しており、基本的にはコンクリートを張ったフラットなエリアですが、初心者でも遊べるような器具の設置も検討しています。照明については、現在のところは考えておりません。また、スケートボード利用者と他の公園利用者との安全を図るため、スケートボードエリアの周りにフェンスを設置する予定です。利用料金については無料で予定しており、完成予定時期については、夏頃の完成を目指しています、との答弁がありました。 これに対し委員より、夏場は非常に高温となり、熱中症も心配されるため、夏場に涼しい時間帯でも利用できるよう野球場も含めて照明の設備を前向きに検討していただき、また、若い世代の待望の施設でもあるので、早期完成に向けて進めていただきたい、との意見がありました。 また、他の委員より、スケートボードエリアは幅広い年齢層が利用することが予想されるため、年齢制限や保護者の同伴、利用時間帯などのルールについての検討は、との質疑に対し、スケートボード利用に際してのルールについても内部で検討し、スケートボードエリアに掲示して周知を図りたいと思います、との答弁がありました。 次に、同款、第6項 住宅費、第2目 住宅建設費について、住宅政策について、以前の議会において、旧市内と旧三光村を除く旧郡部の3町については、市営住宅を新設するつもりはないと答弁があったが、その方針は変わりないのか、との質疑に対し、現時点で建替えの計画はありませんが、旧市内、旧郡部含めた市営住宅の1戸ごとの住宅診断を現在行っています。旧郡部の市営住宅について、募集をしても入居希望者がいない要因として、老朽化もありますが、民間の賃貸住宅の設備が良くなってきている一方で、市営住宅の間取りや設備は古いままにあるということも考えられます。ですので、住宅診断の中で、屋根や外壁の補修といった延命化だけでなく、バリアフリー化などの既存施設の機能性向上も考えなければならないと思っています。また、従来は、旧郡部については、移住者を対象に空き家バンク制度がありましたが、今後は、全市内での空き家の利活用という観点から、住み替えの空き家情報バンクというものを進めていく方針ですので、こういったところで、空き家の利活用を同時に推進したいと思います、との答弁がありました。 これに対し委員より、移住政策を進めるなら、空き家の利活用中心ではなく、市営住宅の整備や分譲など、住宅政策の根本から見直さないと難しいと思われるため、ぜひ検討してほしい、との意見に対し、旧郡部の人口減少を抑える意味で、住宅政策は必要と捉えており、既存住宅の改修を検討する中で、建物の延命化だけでなく、住みやすさといった住宅内部の改修も視野に入れて、入居をしたくなるような市営住宅への改修も検討したいと思います、との答弁がありました。 次に、歳出、第10款 教育費、第2項 小学校費、第2目 教育振興費及び第3項 中学校費、第2目 教育振興費小中学校パソコンリース事業について、GIGAスクール構想を進めるにあたって、ICT機器は単なる教育ツールの一つとして捉えていると以前言われていたが、ICT機器を使うことが目的となってしまうのではないかと危惧している。その点についてどう考えているか、との質疑に対し、この社会において、全ての子どもに貧富や環境の差なく、情報活用能力を育成しなければ、将来的に働く場所さえなくなってくる社会が来ると思われます。それを防ぐために、義務教育で学ばせることが私たちの責務と思っています。当然、ICT機器のスキルを向上させることが目的ではありませんし、時代の流れの中で、使う道具が進化していく中で、より有効に学ぶことができるツールであると考えており、ICT機器を有効に活用することによって、従来の学習を活性化・効率化したいと考えています。ただし、書く、聞く、しゃべるといった五感もしっかり使わないと伸びていかないと考えますので、これまで培ってきた教育の中でのいろんなスキルや財産を生かしながら、新しい技術と融合することが大事だと考えています、との答弁がありました。 これに対し委員より、市ではデジタル推進審議監を雇用してデジタル化を進めているが、教育の現場では、外部に任せるのではなく、教育委員会の主導でデジタル化を進めてもらいたい、との意見に対し、教職員の研修、養成について、しっかりと取り組みたいと思います、との答弁がありました。 次に、同款、第6項 保健体育費、第3目 学校給食運営費学校給食共同調理場整備基本計画策定支援委託料について、三光、本耶馬渓、山国の3か所の共同調理場の老朽化に伴い、集約化や新たな事業手法の検討も含めた新たな調理場の在り方について基本構想を計画するものと説明があったが、調理場の集約は老朽化からなのか、ランニングコストの軽減からなのか、どのような考えから検討しているのか、との質疑に対し、3共同調理場の集約は老朽化及びランニングコストの軽減に加え、特に本耶馬渓、山国の調理場では、市町村合併以前から、現業退職者の不補充を続けており、令和4年度末には、調理場職員が不在になることに加え、食材の調達にも苦慮している現状です。3共同調理場の集約化することで安定した人の確保と安全安心な給食の提供を図りたいと考えています、との答弁がありました。 これに対し委員より、集約化に伴い、民間委託をした場合の安全性が懸念されるが、民間委託になっている第一共同調理場、三光共同調理場は、これまでに事故等の問題はなかったのか、との質疑に対し、第一共同調理場は平成27年から、三光共同調理場は平成30年から民間委託となっていますが、委託開始からコロナ禍となったこれまでも人の確保をした上で、安定して給食の提供ができています、との答弁がありました。 また委員より、計画の策定や調理場の集約化の時期はいつ頃の予定か、との質疑に対し、計画策定の中で、事業手法について検討するためスケジュールが変更となる場合もありますが、令和4年度に計画を策定し、令和5年度に基本設計、実施設計を行い、令和7年度から8年度にかけて建設工事を予定しています、との答弁がありました。 次に、採決に当たり討論を求めましたところ、議第20号 令和4年度中津市水道事業会計予算について、上水道、簡易水道が統合され5年経過し、今回の予算の中では、給水収益13億8,849万7,000円の中に、簡易水道料金の値上げ分2,079万3,000円が含まれています。これは、激変緩和措置が終了することによって生じたものです。今、コロナ禍の中で値上げを実施するのは行政の在り方としてあり得ないと考えます。委員会の議論の中でも、13ミリ管20立方メートル当たりの使用料が、中津市が3,755円、大分市2,959円、別府市2,924円、日田市3,160円、宇佐市3,180円、豊後高田市2,530円と説明があり、他市と比べて当市の水道料金がもともと高い水準にあり、県下でも高い水道料金をこの時期に負担させることは、行政としてやってはならないことだと考えます。激変緩和措置についても実施していない自治体もあると言いますが、日田市は10年間かけて行っています。値上げをするなということではなくて、せめて激変緩和措置を延期すべきと考えます。また、財政的には、一般会計第13号補正予算で、12億円を超える基金の繰戻しがありますので、その一部を利用すれば、激変緩和措置期間の延長は可能と思われます。合併以降、旧郡部の人口減少が急激に進んでいる中、公共料金の値上げを実施することは、山間部の疲弊になお一層拍車をかけるものです。市の掲げる暮らし満足ナンバー1にも反していると思われます。以上のことから、この議第20号に反対という討論がありました。 また、報告第3号 令和3年度中津市一般会計補正予算(第12号)について、支援策を講じることについては否定するものではありませんが、この決定過程は議会を軽視して行われたと考えます。かつては、災害復旧事業でさえも、臨時議会を開催して、議会に諮っています。また、コロナ禍で他の自治体では質問を自粛する中で、市長の立場をお尋ねしたところ、市長は大いに議論すべきだと答弁を頂きましたが、そうした姿勢からも大きく後退するものではないかということで、この専決したやり方について納得できないとして、この報告第3号に反対という討論がありました。 よって、反対討論のありました議第20号及び報告第3号については、挙手採決の結果、賛成多数につき原案可決及び承認することに決しました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 以上、教育産業建設委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・教育産業建設委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第  1号  令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)の一部      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  3号  令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  8号  令和3年度中津市水道事業会計補正予算(第1号)        原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  9号  令和3年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 10号  令和4年度中津市一般会計予算の一部              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 12号  令和4年度中津市農業集落排水事業特別会計予算         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 14号  令和4年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算        原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 20号  令和4年度中津市水道事業会計予算               原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 21号  令和4年度中津市下水道事業会計予算              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 27号  中津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 32号  市道の路線廃止について                    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 33号  市道の路線認定について                    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│報告第 3号  専決処分報告の一部について(令和3年度中津市一般会計補正予算 承認する││        (第12号))                            │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、厚生環境委員長にお願いします。 ◎厚生環境委員長(小住利子)  皆さん、おはようございます。厚生環境委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました各案件につきましては、3月14日及び3月17日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の経過で質疑並びに意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第1号 令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)中、歳出、第4款 衛生費、第2項 清掃費、第1目 ごみ処理費、ごみ処理一般管理事業費について、本来今年1月から2月にかけて実施予定であった指定ごみ袋有料化制度等に伴う市民説明会が新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮し延期となっているが、今後の開催予定はどうなっているのか、との質疑に対し、市民説明会については、なるべく早く行いたいと考えています。また、ごみリサイクルミニ集会についても、現在申込みを受け付けており、市の広報車などでもお知らせを行います、との答弁がありました。 次に、議第10号 令和4年度中津市一般会計予算中、歳出、第3款 民生費、第1項 社会福祉費、第1目 社会福祉総務費、重層的支援体制整備事業費について、事業の概略はどういったものか、との質疑に対し、近年、地域住民の抱える課題が複雑化・複合化している現状があり、既存の分野別の相談窓口では対応できないことも増えてきたことから、相談支援体制を再構築します。現在、高齢者については、地域包括支援センター、障がい者については、障がい者基幹相談支援センターのような、専門的に相談を受ける機関がそれぞれありますが、この既存の機関を輪でつなぎ、他機関協働事業としてさらに連携を強化します。そして、新しく重層的支援会議を設置し、各分野の枠を超える支援について検討を行います。また、ほかにも自らSOSを出せない本人及びその家族に対し、これから訪問するアウトリーチを通じた継続的支援事業や社会参加の一つの場として、就労や生きがいづくりとなる機会を提供する参加支援事業を実施し、地域社会とのつながりづくりを支援していきます、との答弁がありました。 また、本事業を可視化するため、事業計画書を作る必要があるのではないか、との質疑に対し、今年度、第4次中津市地域福祉計画を策定中であり、重層的支援体制整備事業の計画書と兼ねることができることから、事業の内容についても記載し、市民にも分かりやすい事業展開や内容となるよう工夫していきたいと思います、との答弁がありました。 最終的に本事業を取りまとめる部署はどこか、市民はどこに相談したらよいのとか、との質疑に対し、取りまとめについては、福祉政策課で行います。相談は今までどおり、福祉政策課の福祉困りごと相談窓口や社会福祉協議会の暮らしの総合相談窓口をはじめ、関係各課の窓口、地域包括支援センター、障がい者基幹相談支援センター等で相談することが可能です。その中で、各担当課だけで解決できる問題かどうか、重層的支援会議で取り上げるかどうかなどの判断を行い、複合的な支援が必要な場合は、重層的支援会議に諮ることで具体的な支援につなげていきたいと考えています、との答弁がありました。 次に、同じく、第4款 衛生費、第2項 清掃費、第1目 ごみ処理費、ごみ処理施設事業費(クリーンプラザ)について、ごみ処理整備基本構想策定委託料については、どこに委託を行う予定なのか、また、構想の内容はどういったものか、との質疑に対し、ごみ処理施設整備計画の策定を行った経験のあるコンサルタントを中心に選定し、入札を行って決定したいと思います。基本構想のコンセプトについては、可燃ごみや資源ごみの処理方法を検討します。可燃ごみについては、焼却方法だけではなく、堆肥化施設や固形燃料化施設等も含め、幅広い処理方法から比較・検討を行います。また、ごみの量に応じた施設規模の検討、さらに広域化の検討を行います、との答弁がありました。 また、ごみ処理の広域化についてどのように検討を行うのか、との質疑に対し、基本構想の策定にあたり、これまでどおり中津市単独で処理をする場合と、広域で処理をする場合の両方の比較・検討を行います。広域処理を行う場合は、各自治体の考え方やその地域の意向もあり、広域処理を行う相手方を含めて、まだ白紙の段階です。しかし、今後、人口減少時代の到来などを考えると、これまでのように、自治体ごとにごみ処理施設を持つということが、住民にとっても経費負担の面などで効率的かどうかという議論は出てくると思います。国は、各自治体間での広域処理の方針を以前から打ち出しています。大分県でもブロック化の考え方が示されており、中津市を一つのブロックとして考えていますが、今後、ごみ処理施設を新たに建設する段階になった際、施設規模をどうするか、また、処理人口や区域をどのように考えるかという中で、広域処理は検討しなくてはならない案件だと思いますので、基本構想の中で検討を行う予定です、との答弁がありました。 また、それに対し委員より、広域化については、重要な問題である。九州周防灘地域定住自立圏域の自治体のごみ処理施設の状況について調査・検討を行い、首長レベルで話し合っていただき、今後検討してもらいたい、との意見がありました。 次に、議第18号 令和4年度中津市病院事業会計予算について、現在、中津市を挙げてデジタルトランスフォーメーションの推進に取り組んでいるが、中津市民病院において、マイナンバーカードを用いた活用の内容は、との質疑に対し、昨年10月より中津市民病院でも、マイナンバーカードを用いた資格確認を行っており、令和4年2月末までに延べ60件実施されました。通常月初めに診察券及び保険証を提示していただき資格確認を行いますが、保険証の替わりにマイナンバーカードを持参してもらえば、現在の資格状況の確認が可能です。高額医療についても、マイナンバーカードを持参してもらった上で、御本人の了承を得られれば、他の医療機関から情報を得ることができます。今後は、特定健診の情報や薬剤情報なども、薬剤調剤薬局と共有して閲覧できるようにするなど、多方面で活用が広がり、より充実した診療につなげていくことが可能になると考えます、との答弁がありました。 また、市民病院におけるデジタル化の取組みについて、今後どのように考えているか、との質疑に対し、働き方改革に伴い、医師や看護師も含め病院職員の勤怠管理システムの導入を考えており、今回、機器器具整備費として予算を計上しています。医師は診療の関係で勤怠管理を行うことは難しい状況ですが、把握できるように努める必要があります。現在、総務課に勤務関係の書類の提出等を行わなければならないことから、一括で管理できるようなシステムを導入することで、病院全体で職員の働き方改革に取り組みたいと考えています。また、今まで看護師が病棟で体温や血圧の測定等を行いカルテに入力する作業が必要でした。しかし、スマートフォンに情報を入力することで、その情報が電子カルテシステムと連携できるようになれば、作業の効率化が図られます。 今回、病院総合情報システム更新事業として、令和5年度にシステムを導入できるよう債務負担行為を計上しています。さらに、将来に、例えば夜間に救急患者が運ばれてきた際に、専門家の医師がいないと詳しいことが分からないといった場合において、専門の医師が自宅にいながら、オンライン上で確認ができ、助言等できるようなシステムが導入されれば、人材を有効活用することができるのではと考えています、との答弁がありました。 また、委員より、マイナンバーで電子カルテをひもづけすることができれば、全国一律にどの医療機関に行っても個人医療や薬剤情報が分かる環境が整うと思う。市民病院は地域の基幹病院であり、中心となってデジタルトランスフォーメーションを推進してほしいとの意見がありました。 次に、採決に当たり、討論を求めましたところ、まず、議第10号 令和4年度中津市一般会計予算について、歳入、第14款 使用料及び手数料、第5項 使用料のうち、第3目 衛生使用料、第2節 清掃使用料、及び、同款、第2項 手数料のうち、第3目 衛生手数料、第1節 保健衛生手数料について、事業系ごみの持込料の値上げ及び家庭用ごみ袋の有料化を令和4年9月1日より実施することになっていますが、これにより、市民、事業者の負担が約1億6,000万円増えるということが分かりました。ごみ袋の有料化により市が収入を増やす予算となっています。 新型コロナウイルスの影響が続く中で、指定ごみ袋有料化の市民説明会の開催日程も未定のまま、値上げと有料化を強行することは、中津市廃棄物減量等推進審議会の答申にあった「社会経済情勢を十分に考慮した上で」という条件を無視した状態で進んでいると思います。 市民生活において非常に負担が増えるということ、また、指定ごみ袋を製造することは、確実にごみが増えるということになりますので、よって議第10号については反対という討論がありました。 また、議第11号 令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計予算について、国民健康保険税が1世帯当たり11万円を超える負担となっています。平均所得金額が1人当たり40万円なのに対し、非常に負担が大きくなっています。今回、収入のない子どもたちにかけられている均等割のうち、未就学児に対しては減額されるということが盛り込まれていますが、基金が10億円以上あるのであれば、日田市が行っているように、ぜひ中津市でも完全に均等割の免除を行ってほしいと思います。 また、国民健康保険税そのものを引き下げるということも十分に行えるものと思います。よって、議第11号については反対という討論がありました。 また、議第13号 令和4年度中津市介護保険事業特別会計予算について、昨年介護保険料を値上げする際に3億円の基金があるといった説明であり、そのうち2億円を繰り入れて値上げ幅を抑えると説明されました。介護保険制度の導入時は1か月当たりの保険料は平均2,500円でしたが、現在、2倍以上の5,000円を超えた金額となっており、市民からも介護保険料が高いという相談を受けています。 そうした中でも、2億円の基金を切り崩さずに運営され、基金が4億円に増えています。市民の厳しい経済状況の中、保険料が高額となり、しかし基金が増えていくというのは、市民にとって厳しいやり方だと思いますので、よって、議第13号については反対という討論がありました。 また、議第16号 令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計予算について、75歳以上の方の主な収入は年金だと思います。しかし、年金は下げられてきており、今年4月からさらに下げられる予定です。しかし、保険料は増額となっており、さらに今年10月より病院受診の際の窓口負担が一定の所得がある方については2割負担となることから、こうした後期高齢者医療の運営の仕方についても、高齢者にとっては大変厳しいものだと思いますので、議第16号については反対という答弁がありました。 よって、反対討論のありました議第10号、議第11号、議第13号及び議第16号について、挙手採決を行った結果、いずれも賛成多数につき、原案について可決することと決しました。 その他の案件については、討論はなく、全員異議なく原案可決と決しました。 なお、採決終了後、議第1号 令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)中、歳出、第4款 衛生費、第1項 保健衛生費、第4目 予防費のうち、予防事業費の予防接種委託料に関連し、新型コロナウイルスワクチン接種に係る針刺し事故及び新型コロナウイルスワクチンの接種状況、集団接種の終了について協議会を開催し、担当課より説明を受けました。 以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・厚生環境委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第  1号  令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)の一部      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  2号  令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  4号  令和3年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  5号  令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  7号  令和3年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)        原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 10号  令和4年度中津市一般会計予算の一部              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 11号  令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計予算         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 13号  令和4年度中津市介護保険事業特別会計予算           原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 16号  令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計予算          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 18号  令和4年度中津市病院事業会計予算               原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 19号  令和4年度中津市診療所事業会計予算              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 28号  中津市介護保険条例の一部改正について             原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 29号  中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正に   原案可決││        ついて                                │├───────────────────────────────────────────┤│議第 30号  中津市国民健康保険税条例の一部改正について          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│報告第 1号  専決処分報告について(令和3年度中津市一般会計補正予算    承認する││        (第10号))                            │├───────────────────────────────────────────┤│報告第 2号  専決処分報告について(令和3年度中津市一般会計補正予算    承認する││        (第11号))                            │└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  以上で、委員長報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。荒木ひろ子議員。 ◆4番(荒木ひろ子)  教育産業建設委員長にお尋ねをしたいと思います。 委員長報告の中には、元職員が領収書を偽造して補助金を不正に受給したという件についての御報告はありませんでしたが、委員会での議論の様子があれば教えていただきたいと思います。 ○議長(中西伸之)  教育産業建設委員長。 ◎教育産業建設委員長(松葉民雄)  荒木議員の質問にお答えいたします。 審査の中で委員から元職員の補助金不正受給に関する予算が雑入に計上されていないが、千円予算として計上しないのかという質疑がありました。 これに対し、執行部より、千円予算については、金額は明らかではないが新たにその年度に発生する収入について、予算上の枠取りとして計上するものです。今回の件については、平成30年度に元職員に対しての請求を行っていますが、年度内に納入がなかったことから、収入未済額を翌年度に改めて年度内を期限とする歳入調定を行っています。翌年度以降も年度内に納入がなかった場合は、会計処理上、次の年度に改めて年度内の期限とする歳入調定を行っていきます。千円予算を計上しないから回収の意思を示さないというわけではなく、教育委員会としても、一日も早く解決したいと考えていますとの答弁がありました。 これに対し、委員より、裁判で勝訴しても相手に支払い能力がなかったり、敗訴した場合は、中津市の債権の管理に関する条例第5条第3項の債務放棄に該当するのではないかと質疑がありました。 これに対し、執行部より、現在係争中であり、仮定の話に基づいた具体的な見解や意見は申し上げることはできませんので、裁判、判決後の対応については、判決が出た後に改めて考えます。まずは現在行っている裁判において、市の主張が認められるように全力で取り組んでいきますとの答弁がございました。 ○議長(中西伸之)  ほかにありませんか。(「異議なし」と言う声あり) これで、委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論に入ります。各委員長が報告いたしました議案36件を一括議題といたします。討論の通告がありますので、順次発言を許します。三上英範君。 ◎6番(三上英範)   おはようございます。日本共産党の三上英範です。 私は会派を代表して、議第10号 令和4年度中津市一般会計予算と議第20号 令和4年度中津市水道事業会計予算について、反対の立場で討論を行います。 今議会に市長から提出された案件は、報告案件4件、人事案件2件を含めて合計39件です。会派として、反対・不承認の案件は、議第10号 令和4年度中津市一般会計予算、議第11号 令和4年度国民健康保険事業特別会計予算、議第13号 令和4年度中津市介護保険事業特別会計予算、議第16号 令和4年度後期高齢者医療特別会計予算、議第20号 令和4年度水道事事業会計予算及び報告第3号の6件です。率にして15.4パーセントです。 反対討論は行いますが、今議会での稲作農家への低米価支援策、また、ロシアによるウクライナ侵略という事態に世界が直面している中で、憲法9条の平和主義を擁護・尊重し、非核平和都市宣言としての取組み、学校における平和授業等の取組みを通じて、我が国の憲法の平和主義を広める立場を明らかにされたことは、困難に直面している農家を励まし、平和を求める市民の願いに応えるものとして、市長の決意・判断・理性に心から私は敬意を表するものです。 会派の反対討論は、議会議員が英知を結集し練り上げ、検証した議会基本条例の規定、議会の活動原則第2条、「議会は市民を代表する議決機関であることを常に自覚し、市政の公正性、透明性及び信頼性を確保するため、市長その他執行機関の市政の運営を監視するものとする」及び、市長との関係の基本原則を定めた6条、「議会は二元代表制の下、市長等との立場、権能の違いを踏まえ、常に緊張ある関係を構築し、事務の執行の監視及び評価を行うとともに、政策立案、政策提言等を通じ、市民の福祉向上及び市政の発展に取り組まなければならない」と定めてあること、その実践として、この反対討論を行うものです。 議第10に反対する理由は、委員長報告にもありました軽自動車税の重課、ごみ有料化に伴うものと、ほかに中津市元職員による補助金不正事件に関わるこの3点から、議第10号には反対するものです。 まず、第1点の軽自動車税の重課に関して、今年度予算では9,420台への重課税が発生しており、その金額4,000万円を課しているからです。そもそも近代民主主義において、権力を有する長の側が政策実行のために住民に対し、罰則的な課税や負担を強いることは抑制的であるべきと考えます。二元代表制の下では、議会、議員の側はそのことを厳しくチェックする責務があると考えます。 中津市における軽自動車重課税の台数の推移を見てみますと、この制度が開始された平成28年度の重課台数は6,938台でした。重課税による負担増は2,789万2,000円でした。台数は平成29年度は7,709台、平成30年度は8,102台、令和元年度は8,392台、令和2年度8,801台、そして令和3年度は予算ベースで9,123台、本予算では、9,420台になっております。当初は5台に1台程度でした。今や3台に1台が重課の対象になろうとしております。これはエコを進めようというまともな税制とは言えず、買い替えたくてもそれができない弱い者いじめの税制になっているのが実態ではないでしょうか。 この中津市の実態、この経過は課税の原則に反する制度であるので、反対するものです。 また、自動車税は国の税制に基づく制度なのです。7年目を迎えますが重課台数は増えるばかりで、エコの推進になっていないこの中津市の実態を市長会等を通じてでも国に重課制度の改善を求めるべきものと考えます。 次に、ごみの持込み料値上げとごみ袋の有料化についてです。 何よりも事業者、市民に1億6,000万円の負担増を求める予算案となっています。しかも9月からの実施については、中津市廃棄物等推進協議会の答申は、「施策の実施時期については、社会経済情勢などを十分に考慮した上で決定されるよう要望します。また、実施にあたっては、市民、事業者の皆さんに分かりやすく周知・啓発を行い、市民、事業者、行政が一体となって、環境共生都市なかつの実現に向けた取組みを着実に実行することを強く期待します」と答申しております。その答申に沿うものではありません。 同時に、議会も指定ごみ袋有料化等の導入時期については、コロナ感染症の状況や社会経済状況の回復の見通しが立った段階で、市民や事業者、各団体、議会の意見を踏まえ、施行期日を決定することを全会一致で決定しております。このことも十分考慮されておりません。 現時点では説明会の見通しもなく、また、コロナ感染の今後の状況や社会経済情勢の回復の見通しは立っていません。そうした中で、ごみ袋有料化と持込み料の値上げ9月実施が盛り込まれている予算案となっているので、この予算案に反対しないと、市民からは議会は市政のチェック・監視機能ゼロとの批判に甘んじなければならないのではないでしょうか。 さらに言いますと、製造販売費に8,500万円を投じて、その製造するごみ袋は96トンとの報告です。昨年7月から11月の間、市民が努力して減量したごみ400トンの1か月分を上回るものです。市がごみ減量の取組みとして、3R、リユースとの整合性も私は欠くものだと思います。 3点目の元職員補助金不正事件に係る本予算の処理についてです。 委員長報告にもありましたように、千円予算を計上されておりません。コロナ禍の下で、市民負担増となる不条理な軽自動車税の重課4,000万円、ごみ袋有料化等による負担増1億6,000万円、議第20号で討論する簡易水道料激変緩和期間終了による値上げ2,000万円は計上されていますが、その一方で、しっかりと債権として管理していると言いますが、元職員補助金不正事件に関わる収入未済額については、本予算では全く計上されていません。 令和2年度の決算資料、雑入の調べ2ページでは、退職手当返納金1,973万4,213円、6ページには、総合型地域スポーツクラブ活動支援補助金等に係る返還金1,015万2,829円、7ページ、市損害に伴う賠償金1,480万8,892円が計上されておりますが、その予算の収入未済額として計上されています。教育委員会関係の本予算案では、21件の千円予算が計上されておりますが、これらの1,000万円を超える予算についての収入には一切記入されていません。 今後は少なくとも千円予算に計上し、議会も含めてしっかりと議論することが私は解決を早めるものと思います。そうなっていないので、この予算には反対します。 次に、議第20号 令和4年度中津市水道事業会計予算について、反対の立場で討論します。 反対する理由は、給水収益の中に、激変緩和期間終了に伴う4月1日からの簡易水道料金の値上げ分2,079万3,000円が含まれているからです。その値上げ幅は、月に10立米使用する家庭では、合併前に比べると1.5倍を超える値上げになります。家族が多い家庭や水を多く使う事業をされている方で、月に30立米使用する場合には1.67倍、60立米使用する方はなんと1.75倍になります。 水は命です。コロナのこの時期に実施しなければならない必然性、緊急性はどこにあるのでしょうか。執行部はこうした値上げが中山間地域の過疎化にさらに拍車、追い打ちをかけることになるという認識はお持ちにならないのでしょうか。広い地域に住む人が少ないのですから、コストがかかるのは当然の理ではないでしょうか。 町村ごとの経済状況を調べようと思って、私は旧町村ごとの非課税世帯の実態を調べてみました。その結果、基準日には10日間のずれはありますが住民税非課税世帯について、旧中津市は3万4,193世帯のうち9,403世帯、27.5パーセント、三光地区2,214世帯のうち766世帯、34.6パーセント、本耶馬渓地区1,283世帯のうち451世帯、45.1パーセント、耶馬溪地区1,646世帯のうち745世帯、45.3パーセントに上ります。山国地区は1,000世帯のうち451世帯、45.1パーセントとなっています。 市民税非課税世帯の状況が全て経済状況を表しているとは言いませんが、旧市内と旧郡部には、明らかに経済的な格差があります。その上、国民年金で生活されている方が多いのも中山間地です。その一方で旧簡易水道の加入者は、統合前の平成27年度基準で見ると、三光地区が183世帯、本耶馬渓地区が132世帯、耶馬溪地区が626世帯、山国地区が649世帯と、加入率では中山間地に行くほど多くなっております。 中山間地域に住み続けられるように、私は基金に組み戻したその一部を回すだけでも、2パーセントもあれば、1年間の激変緩和期間の延長は可能です。そういう施策を取るべきだと思います。 さらに執行部は、この値上げを正当化するために、上水道の水道料金で簡易水道の負担をするのは不公平と言いますが、私はそんなことを言う市民はいないと思います。が、そういう市民の声が出ましたら、簡易水道をつくるときに水源を自己資金を出して、また、管を埋めるのもそれぞれが努力してつくった。その上に負担金は多いところは36万円、4万円ぴったりの上水道とは違う大きな負担金を出してつくったのが簡易水道です。そのことは市民に納得してもらえると思います。 また、予算の在り方としても、特定の予算で特定の支出を縛るというのは、会計の原則に反するものだと私は思います。執行部がこういうことまで言って、この水道料の値上げを強行することは本当に許せないと思います。 また、コロナの影響を受けるのは簡易水道の加入者だけではない、こういうことも言われます。1,080円だった水道料が1,643円にこの4月から値上げされる、みんながコロナで影響を受けているのだからいい、こういう理論が果たして自治体として許されるのでしょうか。公務員のすること、仕事は住民の福祉の向上です。私はそれにも反するものだと思います。 市の住民税非課税世帯への10万円の給付は大変喜ばれています。それで簡易水道の値上げを負担すればいいというのでなければ、中山間地域に住んでも暮らし満足を実感できる、そういう市政にするために激変緩和期間を延長すべきと考えます。そして、市の水道事業はどこに住んでも衛生的で安全な水、これを供給できる事業へと発展することを願って討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(中西伸之)  本田哲也君。 ◎9番(本田哲也)  皆様、おはようございます。会派ゆうきの本田哲也でございます。 議第10号 令和4年度中津市一般会計当初予算案について、賛成討論します。 議会開会初日、市長より令和4年度予算編成方針として、まずは長期化する新型コロナウイルス感染症対応に万全を期し、大きな影響を受けている方々への支援策を確実に実施する、そしてコロナ後の新しい社会の創造に向けて、地域、個人、家族が抱えている複合的な課題について、市民みんなで解決を目指す社会、持続可能な地域共生社会の創造をテーマに、令和3年度補正予算と一体として編成したとの説明がありました。こうした方針から、なかつ安心・元気・未来プラン2017の施策大綱より、今回提案された事業は、まず安心づくりでは、1つ目として、本庁舎の防災機能強化のため、機械等を整備する事業や災害時に自力での避難が困難な避難行動要支援者について、個別の避難計画を策定するなどの災害に強い安全なまちづくり。2つ目として、高齢者の保健事業と介護予防を通して、それぞれの保健データを統一管理し、一人ひとりの健康相談や健康教育を積極的に実施する高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業などの地域医療、福祉体制の確保。3つ目に、生活困窮や障がい、子育て支援など複合的な課題に対応するため、一元的な相談窓口の設置や関係機関との連携を図る重層的支援体制整備事業などの中津市版地域包括ケアシステムの構築。最後、4つ目に、保育士確保対策として、新たに中途で採用する保育士に対しても就職支援金を支給する事業や、市内で唯一放課後児童クラブがない深水小学校に児童クラブを新設するなど、みんなが子育てしたくなるまちづくりなどがあります。 次に、元気づくりでは、1つ目として、新たに農業を始める就農者に対し、施設整備に伴う融資を受ける際の助成金や8月30日、中津ハモの日の水産振興イベントを支援するなどの農林水産業における担い手育成と収益性の向上。2つ目は、ダイハツ九州スポーツパークの一角にスケートボード場を整備するなどのふれあい、親しむ文化スポーツ環境づくり。3つ目に、観光振興については、地域の特徴や資源を活かした地域振興策を掲げ、三光地区では八面山荘改修や絵本作製など八面山を核とした観光振興、本耶馬渓地区では、バルンバルンの森、オートキャンプサイトなど観光施設の整備、耶馬溪地区では、これまでの見せる観光に加え、水上スポーツの振興と地域の活性化を図る簡易地区宿泊施設としてのB&G海洋センターの整備、山国地区では、市内外からの観光誘客を図る猿飛千壺峡の駐車場整備などで、それぞれの地域の魅力をPRし、観光振興に取り組む山国川上下流域を結ぶ観光振興があります。 そして、未来づくりでは、1つ目はコロナ禍における小中学校でのオンライン授業について、オンライン環境の差が学習格差を生まないよう、就学支援費を拡充するほか、35人学級の導入や児童数増加により普通教室不足が見込まれる北部小学校の増築など、教育環境の整備と子どもの可能性を広げる教育。2つ目に、循環型社会の形成を促進し、ごみ減量、資源化などの環境施策をさらに加速させるため、容器包装プラスチックの分別収集やごみ袋有料化制度の実施を見据えた環境共生都市なかつの推進。3つ目は、行かない市役所、書かない市役所を推進し、市民サービスの利便性向上のため、子育て支援に係る15の手続、介護保険に係る11の手続を、マイナンバーカードを用いてオンラインで行えるようシステムの改修や住民票など証明書発行の利便性向上のため本庁舎内にコンビニ専用端末を設置するなど、自治体DXの推進などがあります。こういった多くの事業が当初予算として計上されております。 また、米価下落の影響を受けている水稲栽培農家への支援やプレミアム商品券発行など、新型コロナ感染症対策を組み込んだ令和3年度補正予算とも一体となっており、新しい社会へ向け、しっかりと取り組む姿勢が表れています。 よって、議第10号 令和4年度中津市一般会計補正予算案について、賛成いたします。 最後に、令和4年度当初予算には、不滅の福澤プロジェクト事業が計上されております。 本事業は、長年1万円札の顔であった福澤先生の偉業をオール中津で顕彰する事業であり、観光・教育など様々な分野での事業が計画されております。事業実施にあたっては、市民が一体となり福澤先生の偉業を後世に伝え、中津市の恒久的発展につながるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(中西伸之)  川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  皆さん、こんにちは。日本共産党の川内八千代です。私は3点について討論を行います。 まず、議第11号 令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論を行います。 国民健康保険税は、現在1世帯当たり11万円の負担となっております。コロナ禍の下で、さらに油代や物価高が続いています。こうした中で、厳しい中小業者の経営、それから年金生活者の家計に、さらに国保税の負担が重なってまいります。そのため滞納者も増えている結果となっております。 それでも基金は10億2,509万円になっておりまして、年間の保険税収、現年課税分で11億円とされていますが、この11億円に迫るほどのお金が基金として残されているということになります。 今回、収入のない子どもにも課税されている均等割のうち、未就学児に対して2分の1が減額されるという措置がようやく盛り込まれておりますけれども、これもあと322万円を充てれば均等割が免除できるということになります。せめて未就学の子どもたちの均等割は免除すべきではないでしょうか。日田市は、これに1,400万円を充てて、中学生以下の均等割の軽減後の2分の1を減免しております。日田市でできることがなぜ中津市でできないのか、やる気の問題ではないかと思います。 そして10億2,509万円、この基金を活用して国保税そのものを引き下げて、納められる税金にすべきと考えます。基金は執行部の説明によりますと、療養費の1.5倍を基金として持つのが望ましいと言われているようですけれども、その金額は9億円だそうです。既にそれ以上の基金を持っておりますが、それは現在までの納税者が納税したものです。その人たちに返すのが当然ではないでしょうか。 国保税の負担軽減を求めて、反対の討論といたします。 次に、議第13号です。令和4年度中津市介護保険事業特別会計予算について、反対の討論を行います。 皆さんに思い出していただきたいのですけれども、令和3年度、介護保険料が引き上げられました。去年の3月議会です。介護保険料というのは大半が年金から天引きされるので、「多くの年金生活者から介護保険料が高過ぎる、年金の手取りが減って生活が苦しくなった」、こういう声が多く聞かれるようになりました。 この介護保険料引上げの際に議論したことは、当時基金が3億円あって、そのうちの2億円を繰入れて、引上げ幅を7パーセントから8パーセントに抑えたという説明でした。その際に、私たち日本共産党は、基金を残さず、あとの1億も繰り入れれば保険料を引き上げせずに済むと、引上げをしないように求めました。しかし、市の提案どおり引上げは行われました。 しかし、令和3年度も4年度も基金の繰入れは予定されずに、保険料引上げが実施されたので、基金は市の説明では4億円になっているという説明でした。つまり引き上げた分で十分だったということになり、予定どおり基金を2億円入れただけでも引き上げる必要はなかったということになるということではないでしょうか。 もともと介護保険は、介護の社会化ということでスタートしました。しかし、今保険料は引き上げられて、スタート時の保険料――基準額ですけども――月2,500円でした。しかし、現在月に基準額で6,100円と倍以上に引き上げられております。そして基金は増えている。このような介護保険料の設定による運営ではなく、必要な人に必要な介護が受けられる介護保険にして、保険料も本当に必要なだけの介護保険料に引き下げるということができると思います。このことを求めて、この予算には反対いたします。 次に、議第16号 令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の討論を行います。 この制度は、75歳以上の高齢者の医療に関する特別会計です。ほとんどの人が年金収入で生活されていると思われますが、その年金はどうでしょうか。年々引き下げられて、今年4月からも引き下げられることになっています。安倍政権になってからだけでも6.6パーセントも下げられました。その中で保険料が上げられる予算となっておりまして、加えて今年10月からは、病院窓口での負担が2倍化されるということになっています。今コロナなどで、高齢者の受診控えなどで療養費は減額補正されているのに、令和4年度の納付金が増やされている予算となっておりまして、これは過剰見込みも含まれているのではないかとも思われます。高齢者が病院から遠ざけられるのではないかと思われる予算となっていますので、この予算には反対をいたします。以上、討論といたします。
    ○議長(中西伸之)  荒木ひろ子君。 ◎4番(荒木ひろ子)  日本共産党の荒木ひろ子です。会派を代表して、報告第3号 令和3年度中津市一般会計補正予算(第12号)の承認に反対の立場で討論をいたします。 この報告議案は、コロナ対策として国から9,000万円、県から1億7,000万円の補助を受け、プレミアム商品券の発行を2億6,000万円の予算で実施することを令和4年2月3日に議会に諮らず、市長の専決をしたことに関する報告として議会の承認を求められています。 コロナ禍の対策として、プレミアム商品券の発行に反対をするものではありませんが、中津市は令和3年4月から令和4年2月までの間、議会の承認が必要な専決処分を6件、そのうちコロナ関連が5件、事業費総額は19億9,000万円にも上っています。特にこの報告案件は、専決をした2月3日に即刻商工会議所と2,399万3,000円の委託契約も結ばれています。 私たち中津市議会は、議会活動の指針として、中津市議会基本条例を策定し、「市民を代表する議決機関であることを常に自覚し、市政の公正性、透明性及び信頼性を確保するため、市長その他の執行機関の市政の運営を監視する」、政策等の監視及び評価として、市民生活に重要な影響を与える事業については、市長に対し説明を求めることとしています。これは、市民の声を市政に生かす大事な市議会の任務です。 今回の専決報告は、十分な説明がなされず、議員として市民の声を反映させる機会もありませんでした。今後は、市長の議会の意見表明を聞く姿勢を強く求めて、報告第3号の承認に反対をいたします。 ○議長(中西伸之)  これで討論を終わります。 日程第4、採決に入ります。 念のため、採決の方法を申し上げます。 各委員長が報告いたしました議案のうち、反対討論のありました案件については、起立採決いたします。続いて、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により一括して採決いたします。 これより採決を行います。 初めに、議第10号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起立のまま、しばらくお待ちください。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第11号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第13号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第16号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第16号は、原案のとおり可決されました。 次に、議第20号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、議第20号は、原案のとおり可決されました。 次に、報告第3号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、承認するであります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。起立多数であります。よって、報告第3号は、委員長の報告のとおり決しました。 次に、議第1号から議第9号まで及び議第12号、議第14号、議第15号及び議第17号から議第19号まで、及び議第21号から議第33号の28件並びに報告第1号、報告第2号の2件、計30件を一括して採決いたします。 以上30件については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、以上30件については、各委員長の報告のとおり決しました。 ただいまより3分間の健康増進スタンドアップ中津を行います。 暫時休憩いたします。午前11時41分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午前11時45分 日程第5、追加議案上程に入ります。 議第36号を上程いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。林秀明君。 ◎14番(林秀明)  提案者を代表して提案理由の御説明を申し上げます。 議第36号 中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきましては、大分県人事委員会の勧告並びに中津市職員の給与に関する条例等の一部改正に鑑み、議会運営委員会での審議を踏まえ、議員の期末手当を見直す必要があるため、お手元に配付してありますように、御提案を申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中西伸之)  これより議第36号を議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議第36号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議第36号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより議第36号を議題として討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終わります。 これより採決に入ります。 議第36号を採決いたします。議第36号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議第36号については、原案のとおり決することに決しました。 次に、意見書第1号から意見書第4号までの4件を一括上程いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。林秀明君。 ◎14番(林秀明)  提案者を代表して、意見書第1号、意見書第2号及び意見書第3号について、提案理由の御説明を申し上げます。 初めに、意見書第1号 生理用品を消費税軽減税率の対象にすることを求める意見書につきましては、経済的な理由などから、生理用品を入手することが困難な状態にある生理の貧困が社会問題となっており、新型コロナウイルス感染拡大により、経済的影響が大きく、困窮の深刻さは増すばかりです。 2021年に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針、具体的な内容を示した女性活躍男女共同参画の重点方針2021において、生理の貧困を健康や尊厳に関わる重要な課題だと指摘しています。このことから生理用品の軽減税率化が最も現実的で有効な政策であると考えますので、国会及び政府に対し、生理用品を消費税軽減税率の対象とするよう強く求めるため、お手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 次に、意見書第2号 「手話言語法」の制定を求める意見書につきましては、手話がろう者にとって日常生活及び社会生活を営む上で重要な独自の言語であることに鑑み、ろう者の手話の取得の機会の拡大並びに手話文化の継承及び発展を図り実現するよう、国会及び政府に対し強く求めるため、お手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 最後に、意見書第3号 女性や子どもの自殺増への対策を求める意見書につきましては、コロナ禍において女性と子どもの自殺が増えています。不安定で低賃金の非正規雇用が拡大し、コロナ禍で雇用環境が悪化し、雇い止めやシフト減が起きております。また、学校の一斉休業や大人たちの在宅勤務などにより、学校環境も家庭環境も大きく変化し、子どもたちも厳しい状況に置かれています。この危機的な状況にいる子どもたちを早い段階で支援するため、国に対し施策の早急な実施を行うよう強く求めるため、お手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中西伸之)  千木良孝之君。 ◎21番(千木良孝之)  意見書第4号 新型コロナウイルス感染症に対処できる日米地位協定への見直しを求める意見書。提案者、新生・市民クラブを代表して、提案理由の説明を申し上げます。 在日米軍は、日米安保の基盤であり、日本の安全保障の根幹です。しかしながら、在日米軍専用施設面積の7割を集中している沖縄をはじめ、関係自治体の抱える過重な犠牲、負担は、政府もとより日本全体で受け止める必要があります。 戦後70年以上が経過した現在も、日本国内では多くの米軍基地が存在し、大勢の米軍人や軍属が駐留し、米軍関係の事件・事故が絶えません。しかし、日米地位協定は、締結以来一度も見直しが行われておらず、基地外で発生する事件があっても、捜査や事故の処理に日本の警察をはじめとする公的機関が排除される事件は珍しくありません。 今般、沖縄、山口、広島で始まったオミクロン株の感染拡大は、在日米軍基地が日米地位協定に基づき、日本政府による入国管理や検疫を免除されており、米軍が日本政府の要請に反して、地域内でずさんな水際対策や感染対策を取っていたことから、在日米軍基地から染み出したことが主要な原因と考えられます。そのため皆様にお手元に配付してありますように、御提案申し上げます。 何とぞ慎重に御審議くださいまして、議員各位の賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(中西伸之)  これより意見書第1号から意見書第4号までの4件を一括議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています意見書第1号から意見書第4号までの4件については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、意見書第1号から意見書第4号までの4件については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより意見書第1号から意見書第4号までの4件を一括議題として討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 山影智一君。 ◎8番(山影智一)  意見書第4号 新型コロナウイルス感染に対処できる日米地位協定への見直しを求める意見書に反対の立場で討論を行います。 ロシアの西側の国境に接するウクライナ東欧諸国、ロシアの極東、国境を接する我が国日本、今回の19世紀末の帝国主義的なロシアのプーチン大統領によるウクライナの侵略と核による威嚇は、断じて許されません。最も強い言葉で非難します。 それと同時に、この21世紀にあって、国同士の戦争、侵略、主権を侵害しようとする勢力に対し、改めて我が国の領土、領空、領海、国民の命と財産を守るための不断の努力が必要だということを強く認識させられました。 第二次世界大戦後、これまで米軍は、日本とこの極東の平和と安全の維持を目的に我が国に駐留しています。その米軍の円滑な活動を確保する観点から、日米地位協定は、米軍による我が国における施設・区域の使用と米軍の地位について規定しています。 意見書案中、治外法権との指摘があります。しかし、米軍の施設・区域は、日本の領域です。日本政府は米国に対し、その使用を許しているものであり、当然アメリカの領域ではありません。したがって、米軍の施設・区域内でも日本の法令は適用されています。そして、米軍や米軍人などが我が国に駐留し活動するにあたって、日本の法令を尊重し、公共の安全に妥当な考慮を払わなければならないということは言うまでもなく、日米地位協定にも規定しています。よって、指摘する意見書の治外法権にはあたりません。 同様に意見書案には、米国と他国が締結している同趣旨の協定と比較し、不利という指摘があります。この指摘についても、条文の文言だけを比較するのではなく、おのおのの地位協定の実際の運用の在り方等を考慮する必要があります。 例えば米軍人が刑事事件の被疑者になった場合に、身柄がどの時点で受け入れ、国側へ引き渡せるかという点では、日米地位協定に基づく運用のほうが、他のどの地位協定よりも早い時点で引き渡すことになっています。 このような点からも、日米地位協定が他国、他の地域の地位協定に比べて、一概に不利になっているという指摘はあたりません。そして、これら以上のこと等を踏まえても、日本政府の自らの主権を放棄しているという指摘も当然に該当するものではありません。 日米地位協定は、我が国のみならず、アジア太平洋地域の平和と安全にとって不可欠な日米安全保障条約に基づくものであり、同協定の合意議事録等を含んだ日米両国家間の大きな法的な枠組みです。 この法的枠組みに基づき、これまで政府は様々な事案に応じて、効果的かつ機敏に対応できる最も適切な取組みを通じ、一つひとつの具体的な問題に対応してきました。今回の在日米軍施設等におけるコロナウイルス感染拡大事案も、政府は新たな日米合同委員会の下に設立された検疫・保健分科委員会を活用しつつ、日米当局間における建設的な協議を通じ、今後の感染状況も注視しながら、感染防止対策の徹底及び地元の皆様の不安解消に向けて、日米間での連携をより一層強化しています。 ロシアのプーチン大統領等のように、他国の主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使をする国がなければ、倫理の英知である国際法、国連憲章を遵守する世界の国々だけであれば、現実にウクライナ侵略等を目の当たりにしている今このとき、自由、民主主義、基本的人権など、基本的な価値と地域の平和と安定の確保など、今このときに改めて利益を共有する国々と、さらに世界平和のために共に連携を強化しなくてはならないと考えるのは当然であり、自然なことではないでしょうか。 終わりに、世界の戦争と紛争の即時停止を強く求め、世界の恒久平和の実現を中津市民の皆様と共に願い誓います。 以上のことにより、意見書第4号に反対をいたします。 ○議長(中西伸之)  須賀要子君。 ◎22番(須賀要子)  新生・市民クラブの須賀要子です。意見書4号 新型コロナウイルス感染に対処できる日米地位協定への見直しを求める意見書について、賛成の立場で討論を行います。 在日米軍の法的な取扱いや地位について定めている日米地位協定、その内容からは、たびたび不平等であると指摘されることがあります。例えば第3条、「合衆国は、施設及び区域において、それらの設定、運用、警護及び管理のため必要なすべての措置を取ることができる」とあります。米軍基地内における治外法権を認めているのではないかと指摘されています。 外務省は、米軍の施設・区域は日本の領域であり、日本政府が米軍に対しその使用を許しているものですので、アメリカの領域ではありません。したがって、米軍の施設・区域内でも日本の法令は適用されていますと説明しています。 しかしながら、今回の新型コロナウイルス感染防止のための水際対策の徹底を米軍基地内で担保することや、自衛隊の航空機には許されない住民地や市街地での低空飛行や夜間飛行を行うこと、米軍の訓練を制限することはできていません。地元自治体は、米軍基地内で重度の環境汚染が疑われたとしても、その立入調査も米軍の同意がなければできない状態です。このことは、外務省が説明していることと乖離している状況です。 現状では、米軍施設・区域周辺住民・自治体は多大な犠牲、負担を強いられています。例えば米軍人によって住民被害があったとしても、米軍に引き渡された後、裁判が起きていないということも事実として起きており、もはやこうした状況を放置することは許されません。 全国知事会も一昨年、米軍基地負担に関する提言を決議しました。日米地位協定の抜本見直しの必要性は、今回のオミクロン株の全国的感染拡大で単に米軍基地のある自治体にとどまる問題ではないということが全国に共有されつつあります。 現在の日米地位協定を米軍が他国と締結している取決め内容を参考にしつつ、日本政府が強い決意で国民生活の安心・安全を主体的に確保できる内容に改定する必要があります。自ら主権を放棄し、地位協定の見直しを行わないとしている日本政府の立場を改めることを要求するとともに、日本政府には真摯に米軍政府と交渉し、早急に改正を求めていくことを強く求めます。 以上の理由により、新型コロナウイルス感染に対処できる日米地位協定への見直しを求める意見書について、賛成いたします。 ○議長(中西伸之)  これで討論を終わります。 これより採決に入ります。 念のため採決の方法を申し上げます。 まず、議案のうち反対討論のありました案件については、起立採決いたします。続いて、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により一括して採決いたします。 これより採決を行います。 初めに、意見書第4号を採決いたします。本件は原案のとおり意見書を提出することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立少数) 御着席ください。起立少数であります。よって、意見書第4号は否決されました。 次に、意見書第1号から意見書第3号までの3件を一括して採決いたします。以上3件については、原案のとおり意見書を提出することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、以上3件については、原案のとおり意見書を提出することに決しました。 副議長、木ノ下素信君から副議長の辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 この際、副議長辞任の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長辞任の件を日程に追加し、議題といたします。 本件については、地方自治法第117条の規定により、副議長、木ノ下素信君の退席を求めます。(木ノ下素信議員退席) まず、その辞職願を朗読させます。(職員朗読) 辞職願。 このたび一身上の都合により、令和4年3月24日をもって副議長の辞職をしたいので、許可されるよう願います。 令和4年2月22日 中津市議会議長 中西伸之 殿 中津市議会副議長 木ノ下素信 以上でございます。 ○議長(中西伸之)  お諮りいたします。 木ノ下素信君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、木ノ下素信君の副議長の辞職を許可することに決しました。 木ノ下素信君の除斥を解きます。(木ノ下素信議員着席) ただいま辞職されました前副議長、木ノ下素信君の御挨拶をお願いいたします。 ○前副議長(木ノ下素信) ただいま辞職の承認していただきまして、ありがとうございました。1年間やってきました。無事にここまで来ました。これから新たな副議長が中西議長を支えていっていただきたいと思います。1年間ありがとうございました。 ○議長(中西伸之)  副議長、お疲れさまでした。 休憩いたします。午後0時14分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午後1時40分 ただいま副議長が欠員となっています。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 副議長に大塚正俊君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました大塚正俊君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました大塚正俊君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました大塚正俊君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。 大塚副議長、御挨拶をお願いいたします。 ○副議長(大塚正俊) お許し頂きまして、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま栄誉ある中津市議会第68代副議長の御選任を賜りまして、大変光栄に存じますとともに、心から厚く御礼を申し上げます。 ここに御推挙頂きましたからには、中西議長を補佐し、皆様方のお力添えを頂きながら、円滑なる議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存でございます。どうか先輩議員、同僚議員の皆様方の変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げ、簡単措辞でございますが、就任の御挨拶に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(中西伸之)  日程第6、常任委員及び議会運営委員の選任を行います。 お諮りいたします。 委員の選任については、中津市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長より指名いたしたいと思います。 職員に委員会の名称及び所属議員の氏名を朗読させます。(職員朗読) それでは、委員会の所属を朗読いたします。 総務企画消防委員会、荒木ひろ子議員、恒賀愼太郎議員、髙野良信議員、相良卓紀議員、本田哲也議員、林秀明議員、大塚正俊副議長、大内直樹議員、以上8名。 教育産業建設委員会、草野修一議員、三上英範議員、藤野英司議員、中村詔治議員、中西伸之議長、松葉民雄議員、吉村尚久議員、三重野玉江議員、以上8名。 厚生環境委員会、川内八千代議員、角祥臣議員、小住利子議員、古江信一議員、木ノ下素信議員、千木良孝之議員、山影智一議員、須賀要子議員、以上8名。 広報広聴委員会、川内八千代議員、荒木ひろ子議員、小住利子議員、中村詔治議員、古江信一議員、本田哲也議員、大塚正俊副議長、千木良孝之議員、大内直樹議員、以上9名。 議会運営委員会、川内八千代議員、三上英範議員、藤野英司議員、恒賀愼太郎議員、相良卓紀議員、松葉民雄議員、林秀明議員、吉村尚久議員、須賀要子議員、以上9名です。 ○議長(中西伸之)  以上、職員朗読のとおり指名することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、ただいまの指名のとおり、それぞれの委員に選任することに決しました。 これより、各委員会を開催し、正副委員長の互選を行うため暫時休憩いたします。午後1時47分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午後2時10分 各委員会の正副委員長の互選の結果を御報告申し上げます。 職員に朗読させます。(職員朗読) それでは、報告いたします。 総務企画消防委員会、委員長 大内直樹議員、副委員長 林秀明議員。 教育産業建設委員会、委員長 三重野玉江議員、副委員長 吉村尚久議員。 厚生環境委員会、委員長 小住利子議員、副委員長 須賀要子議員。 広報広聴委員会、委員長 千木良孝之議員、副委員長 中村詔治議員。 議会運営委員会、委員長 相良卓紀議員、副委員長 吉村尚久議員。以上です。 ○議長(中西伸之)  正副委員長互選の結果は、以上のとおりであります。 日程第7、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に小住利子君、須賀要子君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました2名の諸君を大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、小住利子君、須賀要子君が大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました2名の諸君が議場におられますので、本席から中津市議会会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。 次に、各常任委員長から所管事項の調査及び研究に関することについて、及び議会運営委員長より議会運営に関することについて、中津市議会会議規則第72条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で本定例会の全日程を終了いたしました。 これで令和4年第1回定例会を閉会いたします。午後2時14分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  中 西 伸 之 署 名 議 員  松 葉 民 雄 署 名 議 員  吉 村 尚 久・令和4年第1回中津市議会定例会提出案件議決結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号   件名                              議決結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第  1号  令和3年度中津市一般会計補正予算(第13号)         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  2号  令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  3号  令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  4号  令和3年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  5号  令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  6号  令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算   原案可決││        (第3号)                              │├───────────────────────────────────────────┤│議第  7号  令和3年度中津市病院事業会計補正予算(第2号)        原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  8号  令和3年度度中津市水道事業会計補正予算(第1号)       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第  9号  令和3年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 10号  令和4年度中津市一般会計予算                 原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 11号  令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計予算         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 12号  令和4年度中津市農業集落排水事業特別会計予算         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 13号  令和4年度中津市介護保険事業特別会計予算           原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 14号  令和4年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算        原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 15号  令和4年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 16号  令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計予算          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 17号  令和4年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算     原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 18号  令和4年度中津市病院事業会計予算               原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 19号  令和4年度中津市診療所事業会計予算              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 20号  令和4年度中津市水道事業会計予算               原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 21号  令和4年度中津市下水道事業会計予算              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 22号  中津市事務分掌条例の一部改正について             原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 23号  中津市職員の給与に関する条例等の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 24号  中津市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 25号  中津市職員の育児休業等に関する条例及び中津市職員の勤務時間、 原案可決││        休暇等に関する条例の一部改正について                 │├───────────────────────────────────────────┤│議第 26号  中津市個人情報保護条例の一部改正について           原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 27号  中津市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 28号  中津市介護保険条例の一部改正について             原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 29号  中津市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部改正    原案可決││        について                               │├───────────────────────────────────────────┤│議第 30号  中津市国民健康保険税条例の一部改正について          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 31号  第五次中津市総合計画基本構想の変更について          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 32号  市道の路線廃止について                    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第 33号  市道の路線認定について                    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│報告第 1号  専決処分報告について(令和3年度度中津市一般会計補正予算   承認する││        (第10号))                            │├───────────────────────────────────────────┤│報告第 2号  専決処分報告について(令和3年度度中津市一般会計補正予算   承認する││        (第11号))                            │├───────────────────────────────────────────┤│報告第 3号  専決処分報告について(令和3年度度中津市一般会計補正予算   承認する││        (第12号))                            │├───────────────────────────────────────────┤│報告第 4号  令和4年度中津市土地開発公社事業計画及び予算の報告について      │├───────────────────────────────────────────┤│議第 34号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について        同意する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 35号  中津市固定資産評価審査委員会委員の選任について        同意する│├───────────────────────────────────────────┤│議第 36号  中津市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の    原案可決││        一部改正について                           │├───────────────────────────────────────────┤│決議第 1号  ロシアによるウクライナへの侵略行為を非難し、撤退を強く求める 決議する││        緊急決議                               │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第1号  生理用品を消費税軽減税率の対象にすることを求める意見書    原案通り││                                       決定  │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第2号  「手話言語法」の制定を求める意見書              原案通り││                                       決定  │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第3号  女性や子どもの自殺増への対策を求める意見書          原案通り││                                       決定  │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第4号  新型コロナウイルス感染に対処できる日米地位協定への見直しを  否  決││        求める意見書                             │└───────────────────────────────────────────┘┌───────────────────────────────────────────┐│以上44件  原案可決(議案)                         34件││       承認する(議案)                          3件││       否決                                1件││       同意する                              2件││       原案通り決定(意見書)                       3件││       決議する                              1件│└───────────────────────────────────────────┘...